ここのところまた、多いのが、証拠がないのに浮気夫(妻)を問い詰めてしまった後のご依頼です。
中には、相手方女性の勤務先に乗り込んでしまった女性もいらっしゃいました。
最悪のケースです。
当然ですが、相手方女性は「ただのお友達で、体の関係などやましい関係ではない」と全否定でした。
言っておきますが、問い詰めたくらいでは、ほとんどの奴は白状しません。
ちなみに、このような案件で、問い詰めて白状した案件ほぼありません。
ですから問い詰めるのは無駄ということなのです。
ただの無駄ならまだ良いですが、悔しい思いをすることになるので、絶対に証拠を押さえる前に問い詰めるべきではないのです。
そして、その理由は、迷宮入りしてしまう可能性があるからです。
あなたが、配偶者の浮気(不貞行為)を確信しているのにもかかわらず、それを証明する手段が無くなってしまう可能性があるということです。
運よく迷宮入りしなかったとしても、証拠を押さえるのが非常に大変な状態になってしまいます。
ちなみに、直近の例としては以下の様な状態になっています。
①別れてしまっているらしく全く接触がない・・・3件
②会ってはいるものの今のところ不貞行為がない・・・3件
③不貞行為はある様だが、その頻度が少なく、行動パターンも分かりにくくされてしまっていて、依頼者様が調査を希望する日を決めかねている・・・2件
④比較的すんなり証拠が撮れた・・・1件
①のケースは、恐らく迷宮入り、いくらお金や時間を費やしても、どんな凄腕の探偵でも、別れていれば証拠を撮るのは不可能。
②のケースは、不貞行為が無ければ証拠の撮りようが無ないため、時間をかけてじっくり尻尾を出すのを待つ必要があるので、長期戦になるのは必至、依頼者様の精神的負担がかなり大きい。しかし、そのまま別れてしまえば迷宮入りとなってしまう。
③のケースは、証拠を撮ることが物理的には可能なケース。ただし、相応の時間とお金をかける覚悟が必要。
④のケースは、運が良かったのか、浮気夫がバカだったのか・・・(笑)
つまり、問い詰めてしまうと約90%が、迷宮入り、あるいは、証拠を押さえるのが困難な状態になってしまうということなのです。
お客様から伺った情報を参考に、もしも問い詰めていなかったら、私の見立てでは、上に挙げた証拠が撮れていいない8件のうち7件はすんなり証拠が撮れていたと思います。
もしも問い詰める前に、弊社に相談していてくれたら・・・と思うと、私も悔しい気持ちでいっぱいです。
そして、何より一番悔しい思いをされるのは、証拠を押さえるのが無理(困難)な状態なのに、浮気(不貞行為)があったことを確信していて、我慢を強いられているご自身だと思います。
浮気(不貞行為)を確信しても証拠が撮れる前にといつめてはいけません。
夫(妻)の浮気(不貞行為)を確信したら、真っ先にやるべきことは我慢すること、そして専門家に相談することなのです。